災害看護 命を守る知識と技術の情報館 ユビキタス社会における災害看護拠点の形成
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兵庫県立大学大学院看護学研究科 21世紀COEプログラム
役立ちマニュアル:高齢者偏
災害時に避難所で高齢者の看護にあたられる皆様へ
備えの時期 災害発生初期 復旧・復興期

避難所生活から生活の場を移すにあたって


 災害の規模が大きく復興が長期化した場合、住み慣れた場所に戻ることは困難となり、仮設住居への移転が必要となります。高齢者にとって、生活の場が転々と変わることは、心身の状態を損ねるだけでなく、"人とのつながり"を断ち切られ、自分が作り上げた歴史を失ったような悲しみや孤独感を増強することにつながります。
 避難所生活から生活を次の場に移すにあたっては、以下のことに大いに注意して下さい。


生活の場を移すことを実感できるようにする

 
1.

被災状況を定期的に知らせる(避難所内での掲示など)

   
2.

自宅を一緒に見に行き、荷物の整理をする

   

住まい、生活環境についての高齢者の自己決定を支援する

   
1. 高齢者の精神状態、認知機能の状態を把握し、「自己決定」できる状況にあるかどうかを確認する

2.

「自己決定」できる状況にある場合は、高齢者のペースに合わせて、仮設住宅入居の希望や家族の状況など話を聞きながら共に考え、今後の希望について高齢者が意思をまとめられるようにする


3.

「自己決定」できない状況であれば、家族や後見人、代理人と連絡をとり、よりよい方向性について検討する



仮設住宅を含め、新たな生活の場を選択する際の注意点


1. 被災前の生活圏域を把握し、可能な限り近隣地域での生活の場(仮設住宅等)を確保するように努める

2. 被災前に通院していた医療機関や利用していた社会資源の継続が可能な区域を選択していく

3. 可能な限り、近親者や知人との交流が取りやすい区域を選び、互いに連絡が取れるよう、"連絡網"を整備する
   
4.

人通りがあり、運動機能の状況に見合った場所を選定するようにする(独居の場合は特に注意する)


避難所生活から生活の場を移すにあたって





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