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兵庫県立大学大学院看護学研究科 21世紀COEプログラム
役立ちマニュアル:高齢者偏
災害時に避難所で高齢者の看護にあたられる皆様へ
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「せん妄」発症の可能性について


「せん妄」発症の可能性について

 災害による心身の疲労に加え、避難所生活という急激な生活環境の変化は、高齢者に「精神的興奮」や「不明瞭な会話」、「睡眠障害」、「もの忘れ」など、“認知症”と間違いやすい、一過性の脳機能障害(せん妄)をもたらしかねません。

 避難所生活をおくる高齢者に対しては、以下のことに気をつけて「せん妄」と「認知症」を鑑別し、的確な対処を行うことが必要です。

認知症との鑑別・アセスメント


1. 見当識障害、もの忘れの症状が見られる

2. 症状の出現は急激で、特に夕方〜夜間に強く見られる

3. 症状の経過は一過性で、日内変動がある

4. 精神状態、感情の変化は急激に起こることが多い

5. 夜間の睡眠が確保できない


対処方法


1. 避難所内で「日当たりが良く昼夜の区別がつく」、「近くに人がおり、交流がもてる」場所を確保する

2. 日中の活動を高める(避難所周辺の散歩、軽い体操を行うなど)

3. 危険物を排除し、特に夜間の巡回を取り入れる

4. 困惑や不穏な状況を受け止め、穏やかな態度で接する

5.

必要時、精神科の受診や往診を手配し(できる限り本人もしくは近親者の了解のもと)、医師の指示に応じて内服薬を投与する


対処方法





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