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役立ちマニュアル:こころのケア
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ストレスを和らげるために


ここでは、チェックリストの結果なども参考にしながら、看護者である自分自身の健康を保ち活動するためのポイントをみてみましょう。


何でもやろうとしていませんか?
看護者である私たちも、一人の人間です。私たちがすべての物事に対応できるわけではありません。チェックリストの結果などを参考に、自分自身のストレスを自覚し、自分にも限界があることを知りましょう。そして、通常とは違う状況では、それは自然な反応であることを受け止めましょう。


一人でやろうとしていませんか?
看護者は、忙しさや責任感から一人で頑張ってしまうことが多いです。一人で頑張ることは、自分の感情を押し込め、心の状態に気づけなくなることもあります。ペアを組んで活動をしたり、今抱えている仕事を仲間にも任せててみましょう。少し立ち止まり、周りを見渡し、あなたの側にいる仲間を信頼し、声を掛けてみましょう。


自分のことを語れていますか?
PTSDの予防としても、体験を語り、自分の感情を表出することが大切だといわれています。チームのメンバーや、自分にとって大切な人に考えや思いを話してみましょう。それにより、問題や気持ちの整理ができるでしょう。自分自身の体験やそれに伴う感情を無理に語ることは、再体験につながる危険性も指摘されています。いま語れることからはじめてみましょう。


自分のことを認められていますか?
看護者は、よくやっているのに、悲惨な状況を目の前に無力感を抱くことがあります。「自分はよくやっている」「これでいいんだ」と、頑張っている自分を認めてあげましょう。


何日も休みなく活動をしていませんか?
看護者であることや責任感から、休むことに罪悪感や後ろめたさを感じる人もいるかもしれません。しかし、自分自身のことをいたわること、そのために休むこと、これらはどのような状況であっても、そして誰にとっても必要なことです。活動の場から離れたり、間隔をあけて活動をしましょう。


自分のための時間はありますか?
活動の場から離れても援助活動のことが頭から離れず、緊張がとれないことがよくあります。活動の場から離れた際には、外の空気を吸ったり、ストレッチをしてみたりしてみましょう。自分の好きな音楽を聴いてみるのもいいでしょう。自分自身がリラックスできるような工夫をしてみましょう。


自分の生活のことを考えられていますか?
看護者は忙しさのあまり、自分自身の食事や睡眠、家族のことを後回しにしがちです。これらの何気ない生活の1つ1つは、私たちの生活を支えるための大切な要素です。しっかりと食事をとり、休息の時間を確保しましょう。また、あなたのことを支えてくれている家族ともゆっくりと話をしてみましょう。


専門家に相談できていますか?
看護者も一人の人間で、ケアを受けてよい存在です。受診することは、決して恥ずかしいことではありません。チェックリストの結果が高い得点であったり、長期にわたる不眠や不安、つらい体験を思い出してしまことがある場合は、早めに専門の医療機関などで相談をしてみましょう。


仲間とともに
活動開始時や終了時など、ともに活動する仲間と、その日の体験や思いを語る場を設けてみましょう。体験や思いを仲間と共有することで、気持ちが楽になったり、問題が整理でき、次の活動への足がかりとなるでしょう。その際、仕事の責任や成否については議論ぜず、仲間の話に耳を傾け、その思いをうけとめてあげましょう。このような場に、外部の専門家(専門看護師など)が入ることで、より気持ちや問題の整理ができ、有効なこともあります。


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