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兵庫県立大学大学院看護学研究科 21世紀COEプログラム
役立ちマニュアル:がん患者偏
化学療法の副作用について
備えの時期 災害発生初期 復旧・復興期

貧血になった場合

1
災害時の留意点
 
 
 
 

備えとして準備しておくもの
栄養補助剤(ビタミンC、ビタミンB12、鉄、蛋白)・カイロ・内服中の薬(鉄剤)など

 
     
(1)

無理な動きや急激な動作はめまいを引き起こすため、休息を取りながら、必要なことだけ行うようにしましょう。

(2)

貧血の状態が続いている場合には、体のすみずみまで酸素が行き渡らず、新陳代謝が低下しているため、避難所ではカイロを用いてできるだけ保温に心がけましょう。

(3)

避難所で十分な栄養補給ができない場合には、栄養補助剤を用いて、ビタミンC、B12、鉄、蛋白の補給を行いましょう。

(4)

出血が止まらないときには、できるだけ早く医師の診察が受けられるようにしましょう。

(5)

鉄剤を内服している場合には継続しましょう。

   
2 一般的留意点
   
  日常生活について
(1)

十分な休養と睡眠をとり、無理をしない。(できるなら昼寝もとる)

(2)

重要な活動は、体力のあるうちに、最初にすませるようにしましょう。

(3)

1日にする仕事を制限しましょう。(買い物、育児、家事、運転などは、家族に手伝ってもらう)必要なことだけをするようにし、あまり忙しくしないようにしましょう。

(4)

決して無理をしないように、お子さんの世話や、買い物、家事、車の運転など、他の人に頼める場合は頼んでしまいましょう。

(5) 座っていたり、横になっているときに、急に立ったり、起き上がると眩暈を起こすので、ゆっくりとしましょう
(6)

急激な運動は避ける。(走る・階段をかけ上るなど)

(7)

鼻血が出たときは、身体を起こした状態で鼻腔を鼻の上から押さえます。必要なら氷で冷やしてください。10分経っても止まらないときは、救急室へ行ってください。

(8)

出血は、膀胱や直腸にも起きて、血尿や血便となってあらわれます。そのときはただちに医師に連絡してください。体のすみずみまで酸素がまわらないため、新陳代謝が低下していますので保温に心がけてください。

(9)

体のすみずみまで酸素と一緒に栄養分もゆきとどかないため、抵抗力が低下していますので、手洗いやうがいを行ってください。


食事について

(1)

一日三食規則正しく食べる。

(2)

胃腸に負担をかけないような消化の良い食事をする。

(3)

たんぱく質を多く含む食品をとる。

(4)

毎日の食事で、卵 肉類 魚介類 牛乳・乳製品 大豆および大豆製品の五種類を組み合わせて取る。

(5)

鉄欠乏性貧血の人は鉄分を多く含む食品を取るようにこころがける。

[鉄を多く含む食品例]  
レバー、かき、干しそば、かつお、春菊、ほうれんそう、 パセリ、そば、ひじき、シジミ、プルーン、レーズン等


(6)

鉄分はビタミンCと一緒に摂取すると、体内での吸収率が良くなる。したがって、毎日必ず食る必要があります。

[ビタミンCを多く含む食品例]
ブロッコリー、れんこん、さつまいも、小松菜、カリフラワー、キャベツ、キーウィフルーツ、レモン、オレンジ、いちご、柿


(7)

ビタミンB12は正常な赤血球を作るためになくてはならないものです。

[ビタミンB12を多く含む食品例]
ブロッコリー、ほうれんそう、グリーンアスパラガス、トマト 、カリフラワー、レタス、キャベツ、玉ねぎ、にんじん、バナナ 、ピーナッツ、いちじく、くるみ


(8)

よくかんで食べましょう。
食品中の鉄やたんぱく質など、血液の材料になる栄養素が効果的に利用されるために胃酸は大切な役割を果たしています。胃酸は胃液の中に含まれていますが、胃酸の分泌が少ないと食欲も減退して、必要な栄養量も消化吸収されにくくなります。よくかんで食べると胃酸の分泌がよくなります。

   
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