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兵庫県立大学大学院看護学研究科 21世紀COEプログラム
役立ちマニュアル:がん患者偏
化学療法に取り組むには
備えの時期 災害発生初期 復旧・復興期

化学療法をするときに痛みはありますか?


口から、または皮膚に直接、あるいは注射によって投与する化学療法は、他の薬を投与する時に受ける感じと一般に変わりません。化学療法を受けることで痛みを生じることはありません。ただし、点滴時に、薬液が漏れ出たとき(血管外漏出)に周囲の組織を破壊し、痛みが生じます。点滴中に薬液が漏れないように十分注意する必要があります。同じ血管を長期に何度も使っていると手足の血管は比較的に細いので血管の内壁の細胞が破壊されることがあります。この場合針の先端が血管の外に出ていなくても薬液が染み出てくることがあります。点滴中に痛みや不快な感覚があるときはためらわずに医師や看護師に伝えることが大切です。
血管外漏出や、穿刺部の症状が問題になる薬剤は以下のとおりです。

ドキソルビシン、アクチノマイシンD、ダウノルビシン、エピルビシン、マイトマイシンC,ミトキサントロン、ピラルビシン、ビンブラスチン、ビンクリスチン、ビンデシン、ビノレルビン、パクリタキセル(以上起壊死性抗がん剤)。シスプラチン、シクロホスファミド、ダカルバジン、エトポシド、フルオロウラシル、ネオカルチノスタチン、チオテパ、イリノテカン、ミトキサントロン、ドセタキセル(以上炎症性抗がん剤)。L−アスパラギナーゼ、ブレオマイシン、シタラビン、メルカプトプリン、メトトレキサート、ニムスチン、ペプロマイシン、テガフール、インターフェロンα、β、インターロイキン2(以上非炎症性抗がん剤)。がんの治療法と副作用対策p68より。

上記の薬剤の商品名の一部は、こちらのページの表にのっています。


点滴を行うときに、人によっては注入された部分が冷やりとした感じはよくあります。これは血管外漏出とは違います。そして、点滴治療中や治療後に、痛みやヒリヒリする感じ、あるいは不快感がある場合には、必ず報告して下さい。 ほとんどの人にとって、点滴の針を手や腕にさしている間つらいことはありません。しかし、いかなる理由にせよ、つらいと感じる、または治療のたびに静脈に針を入れることがつらくなってくると感じるようであれば、中心静脈カテーテルやポートを使用した方がよいかもしれません。これにより、静脈に針を繰り返し挿入することを避けることができます。
中心静脈カテーテルとポートは、きちんと位置が定まり管理されていれば、苦痛や不快の原因となるものではありません。カテーテルまたはポートにより苦痛や不快を生じる時には、医師か看護師に必ず報告して下さい。
副作用の詳しいことは、どのような副作用がありますか?を参照してください。

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