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役立ちマニュアル:慢性病偏
災害にまけないためにリウマチの方へ
備えの時期 災害発生初期 復旧・復興期

リウマチの悪化の予防


災害後は、環境の変化・心身の変化が起こりやすくリウマチが悪化します。セルフケアによりできるだけリウマチの悪化を防ぎましょう。


1 生活環境を整えましょう

1) 以前にもまして保温につとめましょう。


 寒さはリウマチの敵です。また風邪・肺炎など感染症にかかりやすくなります。できるだけ身体を冷やさないようにしましょう。しかし災害後はお風呂に入れなかったり、自宅の暖房が使えないこともあります。そのため、保温できるものや、カイロなどを備えておきましょう。


2) 風邪に気をつけましょう。


 集団生活では風邪が流行しやすくなります。また、災害後の過労、栄養状態の悪化により抵抗力が低下して風邪をひきやすくなります。

*マスク、うがい、手洗いをしましょう。

*熱感があれば体温を測るようにしましょう。

*冬場などは、できるならインフルエンザの予防接種を受けておきましょう。



3) 生活リズムを整えましょう。


 災害後は環境の変化により、生活のリズムが乱れやすくなります。できるだけ睡眠をとるように心がけ、日ごろ行っていたリウマチのリハビリは続けるようにしましょう。



4) 長時間、同じ体勢をとらないようにしましょう。


 災害時は車中や狭い場所での生活を強いられることもあります。
長時間、同じ姿勢をとっていると、足の静脈の血が流れにくくなり、血栓(血の塊)ができる事があります。また水分不足でも、血液が濃くなり、血栓ができやすくなります。血栓が肺まで流れると、肺の血管につまって、「胸の痛み」や「息苦しさ」などを感じます。
 1〜2時間毎に、可能な範囲で足の屈伸をしたり歩いたりして、足を動かすようにしましょう。
水分補給を適度に行い、特に汗をかいた後や、冬の乾燥した時期は、いつもより多めに水分を取りましょう。なお、水分制限のある方は、ご自分の状態にあわせて行ってください。

 



5) 地域の相談窓口を活用しましょう。


 災害後は今までと違った生活での不自由さが生じます。できるだけ隣人・家族の方に手伝ってもらい、あなたの生活している地域の相談窓口を活用しましょう。

*段差があると転倒しやすく非常に危険です。日頃から自宅の段差・トイレの状態を確認しておき、災害に備えてください。杖が必要であれば、借りることもできますので、地域の相談窓口にきいてみましょう。

*どうしても水くみなどで無理をするため、日頃愛護している関節を酷使し、これがリウマチの悪化の原因になります。また、買い物する所が遠い場合にも同様です。

 

無理をせずできるだけ人に頼みましょう

2 栄養に注意しましょう

 

 栄養がとれないとリウマチが悪化し、また肺炎などの感染症にもかかりやすくなります。

またストレスから過食になることもあるので注意しましょう。

アルコールのとりすぎも体によくありません。

脱水にならないよう、こまめに水分をとりましょう。


3 ストレスをためないようにしましょう

 

 ストレスはリウマチの最大の敵です。ストレスは家屋の被害、自分のけが・病気、転居などによる生活環境の変化により生じてきます。そのため、「こころを平穏にしてください」「気晴らしも必要です」「くよくよしないこと」などがいわれていますが、リウマチの方は、日常生活の不安、適切な医療が受けられるかどうかの不安などにより、健康な人に比べ多くのストレスがかかっている可能性があります。ストレスを軽減するために以下のような対処をすることが大切です。

*自分のストレスを近所の人や家族など信頼できる人によく聞いてもらいましょう。

*主治医、看護師、保健師などの保健医療従事者に相談しましょう。

*ふれあいセンターや地域の催しものに参加しましょう。

 人との関わりを避けることは、身体症状やリウマチの悪化につながり好ましくありません。

*趣味、読書など余暇活動で気分転換を図りましょう。



キブンテンカンノススメ


 
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